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2008年7月30日 (水)

沢登り その①

人生初の沢登りに行ってきた。・・・といいますか、個人的には「生還しました!」と言いたい気分!!!!!

親友の旦那様と、親友のお父様、わたし、彼の4人で、群馬県水上町にある、宝川にいったのですが、いろんなことが「初めて」だらけで、心拍数あがりっぱなしの旅でした。

男性3人と私1人という明らかな“お荷物状態”でのスタートですが、これが、本当にお荷物になってしまいました。(親友のRちゃんは、小さい男の子がいるママなので、温泉宿で子供と待機!)

わたしが、マラソンをはじめた理由は、そもそも運動神経が悪いから。

「舗装道路をゆっくり走る」というスポーツなので、どうにかできるようになったものの、他のスポーツは一切苦手。

でも、自然の中で遊びたいって理由で、スケジュールをむりくり、こじあけ出かけてきました。けど、自然は厳しかった・・・。そして、わたしは素人すぎた・・・

沢登りって、なじみのない方が多いと思いますが・・・要は、登山の一種で、違いは、沢(川)沿いを登って、山頂を目指すことでしょうか(←間違ってたら指摘してください)ロッククライミングやシャワークライミングの要素もあり、水にも入ったり、場所によっては、泳ぐことも・・・。

メリットとしては、川に入ったりするので、とにかく涼しい!!ただ危険をともなうスポーツなので、1人では行かないでください。

わたしの場合、一緒に行ったRちゃんのお父さんが、日本登山医学会の理事であり、事務局長でもあるんです。そんなプロフェッショナルが一緒なので、幾分安心でした。影で「隊長」ってよんでました。

でも、わたしの運動神経の悪さは、沢登では、致命的です。

最初、林道から入って、その後、登山道に入り山道をひたすら歩くのですが、もうその時点で、「この子、大丈夫かな??」と思われるような歩みでした・・・

急な下りとか、道幅の狭い場所とか、それだけで怖いのですが、中でも一番怖いのは、山道がほんの数十センチきれてて、飛ばなければいけない時。

平面の道路だったら、そんなの飛べる距離だってこと、わかってる。

だけど、わたしは、足をすべらせて、谷底におっこちていく自分を想像してしまうのです。小さい頃から運痴だった私は、自分の運動神経というのを、全く信用してない。

それで、ぐずぐずして、何度も歩みを遅らせたことか!!

また、実際、山道を歩いてて、足をすべらし、谷におちそうになったりもしました。その度に隊長、玄ちゃん(友人の夫)、彼が超スピードでわたしのリュックやら腕をつかみ、助けてくれました・・・。

やっと沢にたどり着き、まず、その沢をわたって、対岸に行くのだけど、その時に、シューズを沢用にはきかえます。

靴の裏が、フェルト生地になっている専用のシューズをこの日のために、モンベルでかいました。1回しか行かない沢のために、わざわざシューズを買うなんてもったいないと思ったけど、買って大正解です。

わたしの一番怖いのは、さっきも書いたけど、「ジャンプ」。

1メートルもない場所でも、「飛ぶ」のが怖くて、足がすくみます。

深さもそんなにないのですが、小さな滝の上を飛ばなければいけない時があり、そこでも、10分くらい待たせてしまいました。

その間、わたしは、滝に落ち、下流に流されていく自分を想像してました。

でも、絶対できる、できると言い聞かせて、しかも命綱用のザイル(ロープのこと)もつけてもらって、どーにか、飛びました。

とんだあと、隊長と握手しちゃったもん。泣きそうでした・・・。

確かに、沢用シューズはすべりません。でも、怖がって、変なところに力が入ってるので、わたしの場合は、転びそうになるのです。そして、転びそうになるから、余計怖がる。まさに、負のスパイラル・・・。

その姿をじっと見守っていた彼は「小鳥が、初めて、巣から飛び降りるような、危なっかしい不安感いっぱいのジャンプだったね」と表現してました・・・。

そして、その日は、広川原とよばれる、テントできる場所に行き、夕食です。

行ったら、私たち以外にも、7-8個テントが張ってあって、けっこう人がいて、びっくり。だって、その前まで、誰にもあわなかったんだもん

こんなに人がいない「川」を見たのは生まれて初めてって思ったくらい。

でも、人が入りにくくなってる場所ほど、どんどん景色はきれいになっていきます。

一番驚いたのが、川の水が飲めること!!

わたしなんて、東京から、2リットル分、ミネラルウォーター買ってきたのに、そんなのいらないって、皆にいわれてびっくり。急遽500mlの水を買いなおし、全部飲んだ後は、それを水筒がわりにして、川の水をごくごく飲んでた。もちろん、お腹も壊さない!!

夕飯は、具沢山味噌汁と、「お湯をいれるだけでできる、乾燥ご飯」。それと、魚の缶詰のさんま、いわし、にしん。

わたしが炊事係りに!(全く役にたたないので、それくらいできてよかった・・・)

また、ついてすぐ、冷えてない缶ビールを1本あけて乾杯したんだけど、それが、美味しいの・・・。冷えてないビールがこんなに美味しいと思えるなんて、沢登りは、わたしにとって相当ハードだったんだなぁと思いました。

テントを2つはり、私と彼、隊長と玄ちゃんの組み合わせで寝ました。(当たり前か、それ以外の組み合わせだったら、微妙だもんね・・・)

「テントで寝るのは生まれて初めてです」と隊長にいったら、驚かれてました。ヒマラヤも、アンデスも行ってる隊長からしたら、びっくりするんだろうな。

私たちは、簡易ガスみたいなものを持ってたんだけど、一応、焚き火っぽいものもしてみたいから、枯れ木をひろってきて挑戦してたんだけど、なかなか火がつかなかったんです。そしたら、若い男性グループが、牛乳パックをくれました。

牛乳パックって、ワックスがぬられているから、よく燃えるらしいんです。

また、真っ赤に燃えてる太い炭も2本くれた!!

次の日が早いので、さっさと就寝。疲れていたので、あっという間に寝ました。ウィスキーやワインも、空のペットボトルにいれかえて持参してたので、お酒のんでたせいもあって、すんなり眠ることができました・・・。

お酒をのみながら、隊長に、川のことをいろいろと教わった。

「沢登は、命をつかった遊び」だという言葉が、印象的だった。また玄ちゃんにきいた話によると、アルピニストだって、沢登りで事故にあう場合があるという。

自然に入るってことは、「死」を意識して、慎重に動かなければいけないらしい。

そっか。死か・・・。

そういえば、ジャンプの時、足がすくむ私に、ロープをつけてくれた時、みな、言っていた。

「大丈夫、死なないから」って。この言葉、何度も言われたなぁ。

次の朝、私と彼は食事当番だったので、朝5時半におき、お湯をいっぱいわかし、コーヒーをいれました。朝はすごく冷え込んでて、東京の暑さを考えると、同じ国とは思えなかった・・・。

朝食のメニューは、ラーメン入り卵スープと、乾燥「いそべもち」

あと、途中お昼で食べるように、乾燥赤飯をお湯で戻し、おにぎりを4つ作りました。

鍋の大きさもあって、いっぺんにつくれず、ラーメン一袋だけ残してたんだけど、「これ、つくって食べましょうか?」っていったら、隊長が、一言。

「まさかの時のためにとっておきましょう」

まさかの時ってなに??って思ったけど、その判断は正解だった。

そして、わたしが、食器の片付けやおにぎりの準備とかをしている間、隊長が義理息子である、玄ちゃんに、ザイル(ロープ)の使い方をいろいろと教えていたのが、こわかった。

これから、危ない場所に行くようで・・・。

そして、そのロープが必要な人って、じゃん!!

(スミマセン、これ、すごく長くなってるので、でも、まだまだなので、数回にわけます。)

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コメント

fuji sblogです、只今 白滝桂子 さんの記事を拝見致しました、有難う御座いました。
頑張って下さい。

投稿: sblog | 2008年7月31日 (木) 12時47分

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